◆クロアチア名門クラブから欧州ビッグクラブを狙う「モドリッチ2世」瀧口太陽選手　契約延長！！

クロアチアの名門NKヴァラジュディンのU-19に所属する瀧口太陽（18歳、国士舘高校出身）が、今シーズンからトップチーム昇格、契約延長をした。

 

　瀧口太陽は、昨年11月千葉県内で開催された海外セレクションに参加。行動なテクニック、驚異的なスピード、インテリジェンス溢れるプレーがスカウト陣の目に止まり、「モドリッチ、ラキティッチなどワールドクラスの選手を輩出、若い選手が5リーグにステップアップできる環境の整った」クロアチアでのチャレンジを決意。

 

高校3年生だった今年1月、クロアチア単身渡航。調整として練習参加したNK　HASK、NKプレチコからオファーが届いたほどの好プレーを見せた。



 



NKヴァラジュディンでは、早生まれで17歳（2000年2月10日生まれ）とうこともあり、ユースチームの入団テストに参加。1回練習参加しただけで、ヤガティッチ監督から「BRAVO」と高評価を受け、入団が内定。国際移籍が可能となる18歳誕生日となる2月10日誕生日に、正式契約となった。





 

 

 



NKヴァラジュディンの実質会長を務めるのは、地元の名士であるロシアワールドカップで準優勝に導いた現クロアチア代表監督ズラトコ・ダリッチ氏（息子のアンテ氏がCEO）は「トップチームでできる実力は持っているが、日本とヨーロッパではサッカーのスタイルに大きな違いが存在する。じっくりと育てたい」という方針でまずはU−１９からスタートした。

NKヴァラジュディンは、90年代から00年代にかけてはヨーロッパの国際大会に出場するなどクロアチアの名門クラブの地位を確立した。

 

瀧口太陽は、U-19クロアチアリーグ2部優勝の原動力となり、同チームのトップリーグ昇格の原動力となった。

 

現在、新シーズンに向けて、プレシーズンキャンプをこなしている。NKヴァラジュディンのトップチームの一員として、かつて三浦知良選手の所属した名門ディナモ・ザグレブやU-21韓国代表と強化試合。

 

中東UAEの雄アル・アイン戦では、元日本代表の塩谷司と対面。プロサッカー選手として心構えや活躍していくための貴重なアドバイスをもらった。

 

クロアチア1部のロコモティーバから熱烈なオファーを受けた。欧州強豪国1部でプレーすることは、日本代表の選考対象にもなるだけに悩んだが、「小さいころからの夢であったプロサッカー選手の第一歩を踏ませてくれたNKヴァラジュディンのために全力を尽くしたい」と却下し、先日6日、NKヴァラジュディンとの2年契約にサインした。



「NKヴァラジュディンを1部昇格させたい。クロアチアでプレーすることは大きなチャンスであり、東京五輪、２０２２年カタールワールドカップで日の丸を付けて戦うことができるよう、今まで支え、応援してくれる人々の思いを胸に毎日ハードワークしていきたい」と目を火輝かせながら語る瀧口太陽。

 

8月24日、クロアチア2部開幕戦、BSK戦では大活躍が期待され、森保ジャパンに注目してもらいたい一戦だ。

 

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